1989年……

福井には芝政があり、石川県には兼六園がある。

富山には憩いの場、安らぎの場がないのではないか。
そうだ!氷見に世界に誇れるガーデンを作ろう。

その思いを胸にあいやまガーデン構想がスタートした。

1991年4月29日……
花とは何ぞや?ということで、先ず㈲花の生産農場を立ち上げる。
富山県知事に農業法人として取り組むことを申請して敷地1ヘクタールでスタート。

1992年~2000年…… 通産省指導の第一回ジャパンエキスポ、全国インターハイ、全国都市緑化フェア、富山国体 など世の中はまさに巨大イベント花盛りであった。

2002年…… 開発地を探していたが、縁あってこの「あいやま」の地を得た。
2006年10月…… 土地を取得して4年、ようやく起工式を迎えることができた。

2009年4月25日……

氷見あいやまガーデンを構想して20年。
ようやくオープンを迎える。

敷地面積6万坪(11.9ha)のうち、現在2万坪(4.4ha)のガーデンであるが

残り4万坪(7.5ha)の開発を順次進めていく。
100年ガーデンを目指して…今まさにスタートを切ったばかりである。

2011年4月~……

この地はかつて藍染の地であり、そこから「あいやま」と名付けられた。

近い将来、藍染を再生し皆さまにご提供したい!そんな思いを胸に日々お世話をしている。

 

また、椿の研究家である水上俊正(82歳)の1,000本近くの椿を順次このあいやまへ植樹していき、水上さんの意志を受け継いで行こうと思っている。
特に、バラ240種、3,000株を6,000株まで増やしていきたいとの思いから寺西菊雄さん(伊丹市)の指導のもと育成している。
寺西さんは、1996年に開かれた大阪国際会議の際、「ローズおおさか」という品種を開発して、シンボルバラとして使用された実績がある方。

 

私たちはバラ園の充実を図りながら、藍や椿など日本の風土に合わせたガーデン作りを行っていきます。

夢はまだ、始まったばかり。

私たちの庭づくりは、これからもずっと続きます。